仕事が遊びで遊びが仕事 masato"max"matsuura

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プレイヤー

プロフィール

氏名            松浦  勝人(まつうら まさと)
出身地         神奈川県横浜市
最終学歴      日本大学経済学部卒業
生年月日       1964年10月01日

 


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松浦勝人・・・

松浦勝人という人間。。。。
ちょっと前に確か似たようなことをどっかでで書いたかもしれないけど・・・・
正直、なんでこんなものなんて書いているのかわからない。
自分は40歳までに人にはできない経験をさんざんやらかしてきた。
それを伝えたくて書いているような気もするが、
それってただの自慢話じゃないかな・・・と自問自答したりする。

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インターネットラジオ




エイベックスの松浦と
東京プリンの伊藤洋介が
ほろ酔い気分で気ままに放送!

放送スレスレのインターネットラジオ版
「仕事が遊びで遊びが仕事」
不定期更新です。

第125回目

「max松浦 釣りは集中力の巻」

3月17日収録


集中するという意味では、カメラと同じ。

時間を忘れて没頭してしまう。

皆さんは最近、何か集中してますか。

とことん何かにはまってみるのもいいですよ(笑)



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masato max matsuura(569)
更新日 : 09/26 22:32
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ラジオ「仕事が遊びで遊びが仕事」第125回

ラジオ「仕事が遊びで遊びが仕事」第124回

ラジオ「仕事が遊びで遊びが仕事」第123回

ラジオ「仕事が遊びで遊びが仕事」第122回

ラジオ「仕事が遊びで遊びが仕事」第121回

ラジオ「仕事が遊びで遊びが仕事」第120回

Free&Easyより抜粋


2008年Free&Easy11月号より


①フェイス

最近、エイベックスという会社の顔が見えないという若者が多い。

たとえば、「のまネコ」問題をはじめ、

(*編注‥CD「恋のマイアヒ」に使用されているキャラクター

「のまネコ」がインターネット上のアスキーアートキャラクター

「モナー」に似ているとの指摘が相次いだ問題)、

エイベックスはいま、インターネット業界では評判が悪いとされている。

アンチエイベックスばかりが目立ち、擁護派がいないという状況がつづいているようだ。

「ネット業界での評判を払拭するには松浦さん自身が会社の代表として対話し、

3割の味方を作ること」というアドバイスも受けたが、それは控えている。

10代の若者からすれば、業界の上に胡坐をかいて威張りくさり、

力と権力をもっている会社の社長にしか見えていないようだ。

彼らが喜んでくれるようなこともやっているつもりなのだが、

彼らにはどうも「顔」が見えないらしい。

その見えない顔を、秩序のないネット社会のなかで見せていいのか。

それもよくわからない。

ネット化、デジタル化によって昔ではありえなかったことが平気で起こっている。

たとえば有名人のセックスシーンが流出するなど、

その世 界では完全に社会の秩序はなくなり、

何かが破滅に向かっているような気がする。

ネット化が進んだことによって音楽の著作権も侵害されている。

いまや10代の若者には著作権という認識すらなく、

音楽はタダ同然という意識しかないように思える。こういうことを言うと、

またネットで叩かれてしまうのだけど(笑)。

でも、この流れは止めようのないことなので、

「音楽はタダ」という意識をもってやるしかないだろう。

となると、プロダクション経営のほうに力を入れるべきかなと思う。

ところがそれはそれで、「プロダクション」と聞くと危ない人がやっているという印象や、

「芸能プロダクションは偉そうな人たちの中で成立している」

という固定概念も残っているようだ。そんな障壁をどう崩していくか。

プロダクションライツをいかに制度化し、

このビジネスをちゃんと産業として再生できるかも大きな課題。

誰がリスクを張っているのかということを明確にするためにも、

「プロダクション」というジャンルをひとつの産業として成長させなければならない。

このような問題や課題を抱え込みながら、

いったい何が自分にとって大事なのかを見極めている。

周囲はそんな自分をかなり用心深い人間だと思っているかもしれない。

用心深くあれ、ということは、故・百瀬博教さんに教わったことでもある。

百瀬さんは、そういう意味で僕の価値観を変えてくれた。

「男らしくないんじゃないかな」と思っていたことが、

「お前、それが男らしいんだ」と言われたり、

危険を感じたら「大声を叫んで逃げろ」というような考えも教わった。

表に出ない自分は弱いと思っていたのだが、

百瀬さんによれば「出ないことが強い」となるのだ。

僕が大学生の頃には、フリーターなんて言葉はなかった。

貸しレコード店のカウンターに立っていたら、

高校時代の友達から「お前、そんなことやって大丈夫なの?」とよくいわれた。

みな、銀行だ、証券だとサラリーマンとして就職するのは当たり前のバブル絶頂期だった。

当時、僕は、貸しレコード店の経営者で「お金をかけずに沢山音楽を聴ける」人たちの味方だった。

横浜の上大岡周辺約2?に住む顧客に向かって、

手づくりで安く手に入る"音楽"を提供していた。

当時、僕には3000円出して1枚のアルバムを買うのなら300円払って10枚借りたほうが

得だという感覚はあった。

ただ、他の貸しレコード店と違っていたのは、"お金ありき"の前に"音楽ありき"だったことだ。(談/以下同)


②サウンド

貸しレコード店を経営しはじめてまもなく、

僕は、ディスコのDJすら手に入れられないような曲を、

矢継ぎ早に仕入れるようになっていた。

新しい"洋楽"を知り、東京でもなかなか手に入らないような曲を仕入れ、

わずか15坪ほどの小さなスペースで、

"音楽"を自分なりのビジネスに変えていった。

当時流行っていたエアロビクスのインストラクターなども、

わざわざ上大岡の店に足を運んで新しいダンスミュージックのレコードを借りに来ていたほどだった。

だから、"貸しレコード屋"といっても、別に悪いことをしているとは思っていなかったし、

むしろ、この上大岡一帯はこの店の影響によって

音楽のIQが飛び切り高いだろうなという自負もあった。

実際に、このエリアに住む人のなかには(EXILEのリーダー)HIROの

ようにダンスミュージックの世界へ旅立った人間もあらわれた。

そもそも、貸しレコード店を始めた時点で僕の人生はピンチだった。

このまま店を借りていて、一体どうなるんだろうと不安だらけの毎日がつづく。

貸しレコード業界はレコード製作業界と民事訴 訟中で、

その係争に負ければ店を閉めなければならない。

大学の卒業も迫っている。このまま店を続けられるのか。

店舗のオーナーからいつ出て行けといわれるかもわからない。

すべてが今後どうなるかわからないなかで、

日々レコードを仕入れ、ワープロを打ち、曲のキャプションを書き、

みんなどんな曲がほしいのかと12インチのシングル盤を聴きまくり、

新しい"音楽"を提供していた。どういう音楽がほしいのか、

どういう音楽が人気になるのか…僕がいいと思う曲と、

ディスコで流行っている曲とは必ずしも一致していなかった。

ディスコのDJたちは最先端のダンスミュージックを自ら仕入れるルートを持っていなかったのだ。

だから、逆に、僕は、一週間に20枚から30枚は

DJに12インチのレコードをあげていた。

やがて上大岡の店には、夕方には床が抜けるほどの人が集まり、

店内は満員電車状態になった。

当時の月収は85万円。

年収1000万円がなんとなくひとつのステータスだったので、

自分の給料は85万円という目標を立てただけで、

別にお金が欲しくて貸しレコード店を始めたわけではな い。

始めてみたらお金も儲かった。

当時の貸しレコード店の経営者のほとんどは、

お金だけが目当てだった。

彼らには知識がないから僕のところへ"音楽"を教えてくれとやってくる。

いろんなアドバイスをした結果、そのノウハウが地元の神奈川から、

やがて九州、北海道にまで広がっていくことになる。

しかし、やがて貸しレコード業は、決まった問屋からしか仕入れてはならないようになり、

僕はそんな問屋にも入ってこないようなものを直接買いに行っていた。

係争問題は落ち着き、

貸しレコード店はレコード製作者に使用料を払うことになった。

(改正著作権法が施行され、日本レコード協会の管轄により、レコード製作者に貸与権と報酬請求権が付与された)。

しばらくすると(輸入盤の12インチを除く)洋楽レコードのレンタルが禁止になったので、

僕は、世界中から入る12インチのレコードを仕入れた。

しかし、それも束の間、アナログがCD化に向かい、一般家庭からはプレイヤーがなくなり、

12インチの需要もなくなっていった。

そんな中で、DJが使用するプレイヤーだけは、

しばらくアナログだったので、世界中から集めた12インチのアナログレコードから曲を

厳選してコンピレーションを作ればいいという発想が出てきた。

それがひとつの転機となった。


③シング

その後、僕は小室哲哉さんと出会い、

洋楽と邦楽の融合に走った。

どうすれば洋楽のテクノのような邦楽を作れるのかを模索しながらTRFも作った。

ユーロビートの全盛期に、日本人でそれを考えている人は誰もいなかったと思う。

たとえば、ある年にイギリスへ行った時、

「インディなのにJUNGLEというジャンルの曲をやっている連中が

メジャーチャートで6位に入っていた」という話を聞くと、

帰国後、小室さんとダウンタウンの浜田雅功さんのコンビで、

H Jungle with T というバンドユニットシングルを作り、

デビューが200万枚のセールスを記録するヒットも生んだ。

たとえば、浜崎あゆみの「AYU MIX」、「AYU TRANS」といったアルバムにしても、

同じ発想で創ったものである。

よくも悪くもエイベックスのブランディングは当時のダンスミュージックを原点に

個性的な"音楽"によって成立してきた。

現在、インターネットの調査ではおよそ3割の人がエイベックスを嫌いだという。

これはある意味、凄いことだと思う。

普通、企業イメージなんてほとんどの人が「どうでもいい」と思うだろう。

嫌われるパワーがエイベックスにはあるのだ。

嫌われれば嫌われるほど、その反動の跳ね返りがある。

人気の爆発とはそういうものだ。 

ダンスミュージックと同時に、僕は「アイドル」にも興味を持った。

女性歌手の発掘が会社を成長させるもうひとつの要因になった。

日本人がそのアイドルを気に入るか気に入らないか?

そのアイドルが流行るか流行らないかの見極めは、

美人か美人じゃないか?が基準じゃない。飛び切り美人で飛び切り売れている歌手は、

あまり見たことがない。歌手が女優のようになると何故か人気が出ない。

歌手は虚構の世界にいながらも、どこかで本心をさらけ出すことができる。

女優は虚構を演じ、虚構を語るしかできない仕事だが、

歌手は虚構のなかでリアルを語り、リアルを歌うことができる。

だから歌手の方が、熱狂的信者がつきやすい。

また、映画やTVの世界では、単純に「この女優を売りたい」といっても、

製作側がドラマの内容に合わないとか、

監督、プロデューサーがありきだとか、

主役が気に入らなきゃダメといった理由で採用されないことがある。

映像ビジネスでヒーローやヒロインを生もうとしても、

通過しなければならないものが多すぎる。

それに対して歌手はシンプルだ。

スターの階段を上がれば、何の障壁もなくPVまで作れてしまう。

ファッションリーダ ーにもなれる。

いろんな経験をさせてもらい、それができるのは結局のところ"歌"だとわかった。
 
もちろんこのビジネスには売れるシステムがあり、

この世界にはマーケティング力が必要だし、プロデュースする者のクリエイティブの才も必要だ。

しかし、それ以上に歌い手を見る感性を持っているかが、重要だと思う。

CDで儲かる時代は終わった。

すると、"音楽"はアナログの方向へかならず戻っていくだろう。

ライブ活動はその最たるものだ。

現在、日本国内のコンサートのチケットの価格はおよそ欧米の半額だといわれるが、

もしチケット代が欧米並みになって物販などの収益も上がれば、

その可能性はさらに広がる。

CDがタダ同然になっても、いい曲を作ることができれば、

ライブを通じてそのシナジー効果を生むことはできる。

たとえば、a-nationはすでにひとつのライブイベントとしてしっかりブランド化がはかれている。

あの盛り上がりはエイベックスでなければ生むことができないだろう。

単純にCDの売上枚数だけではアーティストを評価できない時代に入った。

その評価基準が難しいことに変わりはないが、

プロダクション事業を含め、今後、日本の音楽業界が強化しなければならないことは山積している。

しかし、外資系も含め、日本のレコード会社には、

目先の利益しか追わずにそれを切実なものとして受け止めない風潮がまだ残っているように感じる。

彼らは本当に音楽が好きなのだろうか?


 ④ムービー

プライベートには神経質なほうだが、仕事に対してはそうでもない。

この先どうなるかわからないならば、いますぐGO!しなければダメだと思う。

いま、僕のところへは、世界中からいろんな投資の話が来ている。

映画はその代表だ。

成功すれば、エイベックスは世界の映画業界で名が売れ、新たなチャンスも広がるだろう。

もし失敗したら「バカだな」と言われて終わる。

しかし、そもそも映画業界の知識なんてゼロなのだから、思い切って挑戦すればいいだけの話だ。

もし、そこにお金を張ったことによって未来が見えるのなら、

僕はそうする。うじうじやっても、結局尻すぼみしかない。

張って成功するか失敗するか、どちらかしかない。

これまで日本国内で映画を何本か創ったが、

うまくいかなかった。角川春樹氏と『蒼き狼 地果て海尽きるまで』をやっても失敗した。

仕組みを変えない以上は変わらないことも判った。

日本の映像業界のなかで、映画の占める割合は少なく、

テレビがどんどん多チャンネル化するなかでその可能性も不透明なものがあることも判った。

しかし、国内の映画参入が失敗に終わったから映像事業をやめるか?といわれればそうじゃな い。

日本映画のシステムには未来を感じない、だとしたらワールドワイドでいけという発想しかない。

世界のライツを買うしかないと。

それが『RED CLIFF』を買った理由だ。

それまで見たこともない絵コンテだったり、聞いたこともない映画ビジネスの仕組みだったり、

今後中国映画界をしばらく牛耳るだろう男がいたり、『RED CLIFF』には、

これまで僕が知らなかった映像ビジネスの世界があった。

正直、『蒼き狼 地果て海尽きるまで』のイメージがよぎり、

最初のうちは大丈夫だろうかという不安もあったが、シナリオからビジネスプランまでを知ったら、

それがまったく別次元なものだと判った。

中国の映画館の半数で『RED CLIFF』を上映するというような話を聞くにつれて、

当初は日本国内だけのライツ契約の予定が、

およそ倍の40億円を投じてワールドワイドの投資に拡大した。

とはいえ、中国のビジネスは2、3年じゃわからない。

そう簡単じゃないとは思っているし、

やらなきゃいけないとも思っている。

それは、音楽というより、映像もしくはプロダクションの仕事かなとすぐにわかってはいた。

その意味でも『RED CLIFF』は楽しみなプロジェクトだ。

過去、アジア映画のなかで100億円の製作費をかけて創られた作品はない。

中国の100億円だから、貨幣価値を考えるとハリウッド作品を遥かに凌ぐ巨額である。

そこに40億円を投資する日本企業が出てきたことも前代未聞の話だ。

中国では、上映1ヶ月を過ぎた時点で、すでに『タイタニック』の興行収入を超え、

大ヒットを飛ばしている。(これまで香港資本のビッグムービーも数々上映されたが)

中国本国でも画期的な出来事だという。

しかし、中国で大ヒットしたものがかならずしも日本でヒットするとは限らない。

それもギャンブルだ。

映画の興行自体はギャンブル性を秘めた難しいビジネスだけど、映画によって生まれるシナジーは大きい。

すでにアジアの市場で有能な現地企業と手を組んでファンドをつくり、

アジア発の映画ビジネスに取り組んでいる。

まず(今年3月に)、映画監督などクリエイターの育成を目的として

名プロデューサーのビル・コンとファンドを設立した。

さらに、(『インファナル・アフェア』を大ヒットさせた)ピーター・ラム氏率いるMedia Asiaグループと、

アジアを代表する作品開発のためのファンドを立ち上げた。」

  
⑤エンタテインメント

9月3日現在、僕はまだ『RED CLIFF』を観ていない。

それには理由がある。 この作品は、11月1日に(全2部作の第1部が)日本国内で封切られる。

その上映にあたって、本編を楽しむ前に「前説」の映像を流すことになった。

『三国志』のなかで最も有名な「赤壁の戦い」を題材にしているとはいえ、

日本にはまだ三国志のことをあまりよく知らない人だっているだろう。

だから、物語となる「赤壁の戦い」に至るまでの歴史的な流れをわかりやすく解説する映像を、

上映前に流すことにしたのだ。

その「前説」の映像ができあがったら、それも含めてじっくりと本編を観たい。

日本国内ではすでに東宝系の500館以上でロードショーが決定している。

封切を前に、パナソニックのVIERAをはじめ予想を上回る企業タイアップが付き、

この9月からはTVの露出もガンガン行っている。(編注‥2008年9月中旬現在)

この映画を通じてエイベックスがアジアに進出する意味は大きい。

映画製作ばかりか、現地のタレント開発、さらには日本人スターの現地でのマネジメントも進めていきたい。

今回初めて知ったことなのだが、中国の映画館で放映される作品は、

ほとんどが吹き替えに よって上映されるので、

中国語を喋れない日本人タレントでも比較的容易に出演することができる。

そんなアドバンテージも今回初めて知ったことだ。

将来はアジアンスターのマネジメントを含め、

「アジアのエイベックス」というブランドイメージを築きあげるという狙いもある。

ハリウッドに対するコンプレックスなのか、

日本人には、どこかアジアのエンタテインメントに対する偏見のようなものがあるので、

それを一掃しなければならない。

できることならば、タレントのデビューからブレイク、そしてカリスマ化まで、

すべてのプロセスをハンドリングしたい。

今後、日本国内のプロダクションは世代交代が進む。

そうなると、プロダクションの中から独立する人たちがどんどん出てくるだろう。

しかし、彼らにはこれといった看板がない。

自力では有能な人材を引っ張りにくい。

しかし、エイベックスがオーディションを行えば、

そのブランド力によってアジアからは数多くの人材が集まる。

スクールもできるだろう。

そんな、将来プロダクションを独立していく若者たちに対し、

エイベックスで育った本物のアーティストを担当してもらおうと真剣に考えている。

そこには新しいビジネスチャンスがかならずあると思っている。

つねにリスクを張っていないとリターンはない。

ダンスミュージック、アイドル、プロダクション、映画…僕には自分が好きなものを

どうにかビジネスにしたいという思いが強くある。

だからエンタテインメントの創り手としてリスクを張りつづけるのは当然だろう。

エンタテインメントの魅力とは、

いつの時代だって「常にギリギリのラインにあること」だと思う。

アンディ・ウォーホル、ローリング・ストーンズ、シド・ヴィシャス…

みんなギリギリのラインに立ちながらオリジナリティの高いエンタテインメントを創っていった。

ヤバイ!と思われるギリギリのラインまで足を踏み入れ、

ギリギリの精神状態で、ギリギリのルールの下で、

自分にしかできないものを創る。

そこには魅力的なアートや音楽や映像が息づき、

リアリティあるカリスマも生まれる。

そんなエンタテインメントにリスクを張れるか。

そんなギリギリのエンタテインメントの中に次のヒットコンテンツを探っていけるか。

それがいまの自分に与えられた課題だと思っている。

狙いはマネーゲームなんかじゃない。